総評

西塘本酒(シータンは)浙江省嘉興市産の黄酒です。

2023年に日本で流通し始めたニューカマー。時代の潮流に乗ったノンカラメルタイプです。

これは、新しい!味も香りも。紹興酒との違いを明確に感じられる黄酒といえます。

DATA

  • 原料:大米、麦曲
  • 度数:12度
  • 型:半干型
  • 産地:浙江省嘉興市
  • 容量:450ml

浙江省嘉興市の黄酒「西塘本酒10年」のボトル

浙江省嘉興市の黄酒「西塘本酒10年」のボトル裏

酒蔵紹介

メーカーは「浙江嘉善黄酒股份有限公司」。

江蘇省、浙江省、上海市の黄酒名産地に囲まれた嘉興市嘉善の西塘古鎮にある。嘉善は陸路と水路共に交通の便が良く、地理環境に恵まれた天然の酒造リゾート地である。

前身は嘉善酒造で、明の万暦46年(西暦1618年)まで遡ることができ、400年以上もの醸造の歴史を持つ。伝統的な醸造文化は数世代に渡る苦難と波乱の中で、洗練され、成熟してきた、創業時は小さな家族経営から始まり、今や黄酒生産に特化した大規模な企業のひとつに挙げられるまで成長した。

2005年に企業改革が実施され、会稽山绍兴酒有限公司と強力なタッグを組み、浙江省嘉善黄酒有限公司が誕生。 現在、1億元以上の強大な資産をバックボーンに12万平方メートルの土地と300人以上の職員を有する。その中で酒造に携わる蔵人など黄酒の専門技術者は60人以上も在籍している。

色・香り・味わい

西塘本酒の主観レポートです。

浙江省嘉興市の黄酒「西塘本酒10年」の酒色1

非常にクリアな黄金色。

香り

とても爽やか。レモンのような柑橘系と穀物のふくよかさがうまく融合している。

味わい

外観の印象通りライトな口当たり。

白ワインのような爽快な酸味が感じられ、徐々に優しい甘みも広がります。

雑味が無く、余韻も心地よいです。

合わせたい料理

チーズ系は抜群に合います。優しい味わいの料理がよく合います。

例)鮮魚の広東蒸し、青菜の塩炒め、白菜の甘酢漬け、白和えなど

浙江省嘉興市の黄酒「西塘本酒10年」の酒色2

六味ステータス

★★☆☆☆
★☆☆☆☆
★★☆☆☆
★☆☆☆☆
★★★☆☆
★★★★☆

おすすめの飲み方

冷やすか常温がおすすめです。

常温 ★★★★★
冷酒 ★★★★★
ロック ★☆☆☆☆
★☆☆☆☆
ソーダ割 ★☆☆☆☆

こんな人におすすめ

初心者
「紹興酒はじめて!」
★★★★★
中級者
「お店に行ったら飲む!」
★★★☆☆
上級者
「家でも結構飲むよ!」
★★☆☆☆

 

西塘本酒10年の購入場所

※飲食店の方は卸価格でお送りできる業者を紹介いたします。お気軽にご連絡ください。

 

執筆者紹介 don

中華郷土料理店に10年勤務。黄酒専門店を4年運営。店舗向けに黄酒講座なども開催した経験あり。紹興酒の産地へ訪問したり中国酒関連の書籍を読み情報を収集。中国酒専門blog「八-Hachi-」やYouTube「毎天干杯!」で中国酒情報を発信している。